最近のランニングシューズはどのブランドからも本当に良質なモデルが発売されていて、いかに自身の目的や好みに合ったものを選べるかが大切になっている状況かと思います。
選ぶ側としては情報の選択がポイントになりますね。
そこでCONNECTED では私MuneとスタッフReiのコンビでこれからさまざまなシューズを試したインプレッションをありのままでお伝えしてまいります。
ちなみに私Muneは足幅広め、愛用シューズはジョグではHOKA Clifton9 レースではSauconey Endorphin Speed4。シニアランナー。
Reiは足幅狭め。ジョグではNIKE ペガサス 41 レースではNIKEヴェイパーフライ 3。実業団出身の俊足ランナーです。
Mune:シューズいんふの第一回目はHOKA のMACH6を取り上げます。
HOKAではテンポアップシューズとしてMACHとRINCONがあるんですけど、RINCONの16500円に対してMACHは22000円だったから差がありすぎでした。それが今月入荷から17600円になり、お得感が爆上がりしてるモデルなんです!
Rei:この時代にめずらしいですね。
Mune:検討しやすくなったMACH6の実際のところを見てみます。早速履いてみましょう。
Rei:これはやや硬めですね。
Mune:足入れから沈み込むようなソフト感はないですね。芯のある硬さではなく衝撃に対して弾むしなやかさを感じます。ミッドソールの素材はスーパークリティカルフォームを使用。超臨界発泡という最近の技術で作られていて超軽量だけど反発性を重視。他にBrooksのハイペリオンシリーズや最近のゴーストに使われてましてトレイルではNnormalも採用してます。
Mune:ReiはNikeひとすじだからヴェイパーフライやペガサスと比べれば硬めになるんですね?
Rei:はい。ソールもそんなに厚くはないですね。
Mune:最近の厚底全盛の中では中底くらいかな。
Rei:あと体重は前足部に乗り気味になりますね。
Mune:たしかにドロップは5mmだしかかとの厚みは中程度なのに前に乗る。これはちょうど母子球のあたりからロッカーの傾斜が始まっていることによって自然に前に傾く感じですね。着地がフォアフットでなくても自然に前に乗るのはとても良い仕上がりだと思いました。
Mune:これはどんなランナーに向いてるでしょう?
Rei:ジョグでもいけますけどスピード練習までやるランナーに向いてると思います。走力的には男女問わずサブ4を狙うランナーにベストなマッチングかと。
Mune:MACHシリーズは男性では3時間半で愛好してる方のお話も何名か耳にしました。
そして僕が気がついたのは足幅。僕はCLIFTONやRINCONではワイドでないと履けないんですけど、MACHは広めみたいでノーマルで履けました。HOKAの担当の方に聞いたら、木型は同じだがアッパーとミッドソールの素材と形状で着用感の違いが出るとのことでした。
MACH6 を気になった方は店頭でご試着いただけます。試走会も調整中ですので日程が決まり次第お知らせしますね。