Poly Tee Short Sleeve Macintosh Cream

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サイズ: M

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80年代のカレッジテイストを落とし込む

Introduction

僕自身、長期縦走や日々の生活ではメリノウール製のTシャツを着用することが増えました。ほぼ一年中RIDGEのメリノTeeを着用しています。しかしポリエステルなどの化繊素材にもメリットはあります。素材自体がメリノウールよりも安価であることから製品価格が抑えられることやメリノウールほど気を使わないで日々のケアが可能です。耐久性や速乾性もポリエステル製の方が上回るでしょう。

デメリットももちろんあり、やはりポリエステル製のTシャツは使用していくにつれて臭いが気になり出します。綿やウールなどの天然の繊維に比べると、化学繊維は皮脂汚れなどが取れにくく特にポリエステルは吸着しやすいのです。それに加え化学繊維は臭いの原因の菌が繁殖しやすいのです。
なので少しでも荷物を減らしたい長期縦走には断然メリノウール製をお勧めしますが日帰りハイキングなど直ぐに着替えられるシチュエーションでは速乾性、耐久性の高いポリエステルTシャツも選択肢に入ると思います。

※臭いがついてしまった場合は下記を試してみてください。
1.粉末タイプの酸素系漂白剤を使用して臭いの幹部を洗濯してください。
2.40〜50°くらいのお湯を洗面器などに張り、お湯と漂白剤をそれぞれ決められた分量を混ぜお湯と酸素系漂白剤を混ぜ洗濯物を30分〜1時間ほどつけ置きします。
3.つけ置きが終わったら、洗濯機を使用してすすぎ洗い、脱水をしてください。
4.脱水が終わったら放置せず直ぐに干してください。脱水後の放置も臭いの原因となります。

Material

ポリエステルでありながらもマットな表情でまるで綿のようなタッチの糸を使用した天竺素材です。抗ピリング(毛玉防止)、UVカット、吸水速乾性の機能があり、さらに通気性もよく形態安定に優れた素材。またリサイクルポリエステルを使用した環境に配慮した素材です。

Design

RIDGE MOUNTAIN GEARを始めた頃からずっとリリースし続けているポリエステル性のTシャツ。

これもすごく思い入れのあるアイテムです。

ブランドを始めて間も無い頃はオリジナルのパターン(型紙)を作れる力もお金もなくてUnited AthleやGILDANなどいわゆる「ありボディ」にロゴをプリントしたTシャツをリリースしていました。それはそれでインディーズバンドのグッズ感というかガレージ感があって好きなのだけれど「いつかはオリジナルボディでTシャツをつくりたいな…」なんて思いながら毎年リリースしていました。

時を経てやっとオリジナルのパターン(型紙)で作れる様になってからもあの時の思いは変わらず「ポリティー」という愛称で毎年リリースし続けています。

そんなPoly Teeですが今年はこんな気分です。

1980年代のアメリカの大学の構内のブックストア(学生生協)に陳列してありそうなスポーツTシャツをイメージしました。

Netflixの「ストレンジャー・シングス」が好きで何回か見返したりしていますが、その作品の背景に流れる1980年代のアメリカのポップカルチャー、特にその時代の音楽、ファッション、映画などが持つ独特の華やかさや力強さ。それらを今回のTシャツに少しだけ落とし込んでみようと思いました。

配色にはなるべくその雰囲気に合う様な色合いを選びました。1980年代のアメリカンスポーツウェアに見られるような少し派手な色使いはその時代特有のエネルギーを感じられると思います。
色に関しては、上記の様な遊び心を持たせましたが、パターン(型紙)に関しては再考しました。

前回まで生産・販売していたポリTeeに『Poly Basic Tee Short Sleeve』がありますが、これは『Merino Basic Tee Short Sleeve』と同じパターン(型紙)を使用していました。

RIDGEのメリノTeeとポリTeeでは使用するシチュエーションや用途が異なるため、それを考慮してポリTeeのパターンを見直しました。

『Merino Basic Tee Short Sleeve』は、1枚で着ることも、場合によってはベースレイヤーとしても使用できるような身幅や丈に設定しています。

それに対して、今回の『Poly Tee Short Sleeve』は1枚で着ることをメインに考え、身幅、丈、袖幅、袖丈を作り直しました。『Merino Basic Tee Short Sleeve』よりもルーズな印象を目指し、1枚で着用した際に快適に過ごせるように設計しました。

首元の仕様はフライスを用いています。いわゆる「リブ衿」を採用しています。

前回までのポリエステルTシャツに関しましては首元の伸び防止の為に、うしろ衿ぐりから肩にかけて「タコバインダー」という伸び止め仕様でしたが今回はそれを辞めています。
「伸び止め」という事は伸び難い、伸縮しずらいとも言えます。僕自身着用していて少し窮屈感を感じたこともあり今回はその仕様をやめました。その分軽くフラットに仕上がったと思います。

肩線、袖付け線、脇線を全てフラットシーマー処理をしているのも特徴です。

「フラットシーマー」とは特殊なミシンを使用して上イラストのように生地を合わせて縫い上げる仕様です。
その名の通り生地の接ぎ目がとてもフラットに仕上がり、肌にかかるストレスを極力軽減してくれます。接ぎ目も丈夫に仕上がるためにスポーツウェアやベビーウェアなどにもよく用いられる製法です。

バックパックを背負った際に、肩の接ぎ目に負荷がかかるのを避ける目的で、肩の接ぎ目を後ろ身頃側にずらしてあります。

裾にはブランドネームタグが縫い付けられています。

胸の位置に「RIDGE」ロゴのプリントが施されています。

 

ブランド:RIDGE MOUNTAIN GEAR
色:Macintosh Cream

素材 : ポリエステル100%
サイズ : S、M、L、XL(Men)S、M、L(Women)
重量 : Men / M 約121g
生産国 : 日本(生産工場様の希望により工場名は不記載です)

男性モデルMUNE身長175cm体重58kg着用M